最近、「ブログで稼ぐ時代はもう終わり」という意見も耳にします。
それは主に検索順位が上がらなくなったという事実に起因しています。
しかし、アフィリエイト収益化において検索流入だけが要素ではありません。
検索流入はアクセスに関する要素の一つに過ぎないため、他の要素を強化すれば収益は伸びる可能性があります。
それは以下の5つの要素を組み合わせることです。
ココがポイント
・アクセス数や広告の表示回数
・広告の選定
・セールスライティング
・ランディングページの質
・報酬単価
・承認率
アフィリエイト初心者は、露出以外の要素にあまり注目していないことが多いです。
それらを強化することで実際の収益が向上することがあります。
そこで今回、月間100万円の収益を実現するためのアフィリエイトの稼ぎ方について徹底的に解説していきます。
目次
アクセス数/広告のインプレッション
アクセス数
アクセス数とは、あなたのサイトや記事ページがどれだけ目に触れるかを示す指標です。
アフィリエイトで収益を上げる際、アクセス数を増やすことは基本的な要素です。
広告収益を獲得するためには、まずその広告をターゲットとする読者に目に留まることが必要不可欠です。
アフィリエイトで収益を上げる際には、アクセス数を増やすことが基本的な戦術となります。
アクセス数を増加させる方法は様々ですが、最も効果的な手法は「SEO対策」と「SNS活用」です。
アフィリエイトサイトにおいて、アクセス数の大部分は検索エンジンやSNSからの流入によるものです。
ただし、アクセス数が多いからといって、収益も同様に増加するとは限りません。
アクセス数は、アフィリエイトにおける収益化の要素の1つにすぎません。
逆に言えば、コンテンツの質が高ければ、アクセス数が少なくても収益化が可能です。
結局のところ、アクセス数とコンテンツの質をバランス良く考慮した戦略が、アフィリエイトや広告収益において成功への鍵となります。
広告のインプレッション
インプレッションとは、広告が表示される回数を指します。多くのアクセス数があっても、広告が表示されなければ収益は0です
インプレッションに影響する主な要素は、以下の2つです。
インプレッションの重要要素
- 1ページに掲載する広告の数
- 広告を配置する位置
広告を多く掲載すれば良いわけではありません。
ブログのユーザー視点で考えてみることが大切です。
例えば、テレビやYouTubeで5分おきに広告が流れると、チャンネルを変えたくなりますよね?
番組冒頭がCMだらけでも、チャンネルを変えたくなりますよね?
ここで一番重要なのは、「ユーザー視点でブログを書く」
ユーザー視点を意識して、広告の量と位置を考えて、広告を掲載するようにしましょう!!
広告
アフィリエイトで収益を上げるためには、「どの広告を選ぶか」が重要なポイントです。広告には主に次の2つの要素があります。
ココがポイント
- 広告の種類
- 分野の選択
これらの要素を適切に選び、効果的な戦略を立てることが、アフィリエイトの成功に繋がります。
広告の種類
広告には様々な種類が存在しますが、ブログやアフィリエイトサイトで一般的に利用される主な広告は以下の3つです。
広告の種類
- Google AdSense
- アフィリエイト広告
- 物販広告(Amazon、楽天)
Google AdSense
広告の露出に対する収益効率はそれほど高くないかもしれませんが、インプレッションが増えれば収益も向上します。
アフィリエイト広告
特に月額7桁の収益を目指す場合、高単価なアフィリエイト商品が欠かせません。
このように、アフィリエイト広告をうまく活用することで、収益性を大幅に向上させることが可能です。
物販広告(Amazon、楽天)
報酬率が一般的に低いため、単体での収益性は高くありませんが、アフィリエイト広告にはない商品の取り扱いが可能です。そのため、他の広告と組み合わせて効果的に活用しましょう。
分野の選択
商材(商品やサービス)の選択もアフィリエイト収益に大きく影響します。考慮すべきポイントは以下の3つです。
-
ココがポイント
- 商材の価格
- 読者の購買力
- 読者のニーズの強さ
商材の価格
対照的に、低額な商品は手に取りやすく、消費者にとって購入しやすいため、売れやすいです。
読者の購買力
例えば、学生や若者向けの分野では、アクセス数は集まりやすいものの、彼らの購買力が限られているため、収益化が困難な場合があります。
このような状況を考慮し、購買力のあるユーザー層をターゲットにした分野で記事を作成することが、収益化にとってより効果的なアプローチとなります。
ニーズ
例えば、コンプレックスに関連する分野(ダイエット、体臭、薄毛など)はニーズが強く、ユーザーがお金を使いやすいですね!
セールスライティング
セールスライティングは、読者に商品の購入を促すために工夫された文章作成の方法やテクニックです。
アフィリエイトで収益を上げるためには、自然な流れで商品への興味を引き出し、購入を促す文章構成が欠かせません。
ここで、特に重要なポイントを1つ紹介しましょう。
購買意欲を喚起する方法は、ターゲットとなる読者の性別によって異なります。
男性の場合、商品の性能や機能性を強調することが効果的です。
一方、女性の場合は、商品のスペックだけでなく、その商品を購入することで得られる満足感や幸せな未来を訴求することが有効です。
これらの要素を考慮し、ターゲットに適した記事を作成することで、セールスライティングの効果を最大化できます。
ランディングページ
広告主のランディグページ
ブログに優れた記事を掲載し、広告をクリックさせても、クリック先のページの質が低い場合には、成果が期待できません。
アフィリエイトにおいて、広告主のランディングページ(LP)は商品の売れ行きに大きく影響する重要な要素となります。
広告を選ぶ際は、広告主のLPやエントリーフォームをチェックし、「成果が見込めない」と感じる広告主を避けるべきです。
さらに、A8.net、アクセストレード、afbなどのASPでは、管理画面から商品のEPC(1クリックあたりの収益)を確認することができます。
私は、EPCを参考に成果の見込みや収益性を判断しています!!
EPCとは
EPC(1クリックあたりの収益)=アフィリエイト報酬金額÷広告クリック数
下記2つのケースなら、よりEPCが高い広告Bのほうが稼げる広告プログラムと言えます。
広告A:報酬金額1,000円÷広告クリック数100=EPC10
広告B:報酬金額1,500円÷広告クリック数 50=EPC30
事前の潰し込み
もちろん、広告主のLPを直接編集することはできません。
それでも問題に対処する方法があります。
あなたの記事内で、ユーザーが抱える疑問や不安、求める情報をクリアにしておくことが大切です。
LPで触れられていない情報をあなたの記事で補完することで、ユーザーがLPに到達したときに即座に購入ボタンを押す可能性が向上します。
アフィリエイトにおいて収益を最大化するためには、このような視点を持ち、ライティングに努めることが求められます。
広告収入単価
アフィリエイトにおいて、収益に大きな影響を与える重要な要素のひとつは「報酬単価」です。
アフィリエイト案件の報酬単価は、1円単位から10万円を超えるものまで、様々な範囲にわたります。
報酬単価が高い案件は成果が出にくい傾向があります。しかし、難易度に大きな違いがなければ、高い報酬単価の案件が望ましいと言えます。
個人的な基準として、高単価案件は1件あたり3,000円〜1万円以上と考えています。
日常的に記事を作成する中で、高単価案件を意識的に狙うことは重要ですが、アフィリエイトサイトを立ち上げる前の段階で高単価案件が存在する分野を選ぶことも大切です。
以下の例をみて下さい。
月100万を目指す場合
・1件あたり100円
⇨月に10000件の成果(日に333件)
・1件あたり5万円
⇨月に20件の成果(日に1件以下)
1件あたり100円の案件で月100万を目指す場合、月に10000件を獲得するって現実難しいですよね?
一方で、1件あたり5万円ではどうでしょう?
月に20件。。。
いけそうな気がしますよね!!
高単価案件のインパクトは非常に大きいです!
承認率
アフィリエイトでは、成果が発生しても広告主による承認が必要であり、承認されなければ収益にはなりません。
承認率(確定率)とは、成果発生数に対する承認数の割合であり、高い承認率を持つ案件ほど稼ぎやすいと言えます。
以下の例をみて下さい。
・報酬単価1万円の商品が10件売れ、10万円分の成果が発生し、承認率が30%の場合
⇨1万円(単価)× 10(発生件数)× 30%(承認率)= 3万円(利益)
・報酬単価5千円の商品が10件売れ、5万円分の成果が発生し、承認率が80%の場合
⇨5,000円(単価)× 10(発生件数)× 80%(承認率)= 4万円(利益)
アフィリエイト収益戦略を検討する際には、承認率が重要な要素となります。
成果が却下される理由は、虚偽の個人情報、成果の重複、不正な操作、リピート購入などが考えられますが、詳細は広告主や案件により異なります。
このような事態を避けるため、承認率(確定率)を慎重に確認し、高い承認率の案件を選択することが、収益最適化の鍵となります。